2012年6月8日金曜日

OPBFがいまだに共通デザインのチャンピオンベルトを作製しないのはなぜでしょ...

OPBFがいまだに共通デザインのチャンピオンベルトを作製しないのはなぜでしょう?また、
同様にチャンピオンベルトを授与しない地域タイトル認定団体は他にあるのでしょうか?







最近になって制作贈呈を始めたと思います。



男子用(サーシャと中真会長)

http://boxbox2009.seesaa.net/article/130224121.html



女子用(四ヶ所麻美)

http://m-6ff15f8275c87400-m.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/128-9e43...



WBAとWBCも、昔は独自のチャンピオンベルトはありませんでした。NBAが唯一の世界王座認定機関として確立した1940~1950年代以降も、多くのチャンピオンがリングマガジンから贈呈されるベルトをしていました。白井・原田・海老原さんまでは、リングマガジンのベルトだったと思います。リングマガジンのベルト以外に、自分で独自に作るチャンピオンももちろんいました。



①リングマガジンのベルト:白井義男

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51aWzNowLqL.jpg



②リングマガジンのベルト:ファイティング原田

http://stat.ameba.jp/user_images/20110305/17/stanbox7/d9/46/j/o0320...



③リングマガジンのベルト:海老原博幸

http://stat001.ameba.jp/user_images/2c/09/10136572077.jpg



WBA(NBA)とWBCが分裂して、WBA王者=リングマガジン王者ではなくなってからは、チャンピオンが自前で作らないとベルトが無いので、みんな作るようになったと記憶しています。藤猛・小林弘の両チャンプは、獲得時にはWBAのみの統一王者でしたが、WBCの単独認定のスタートにちょうどぶつかってしまい、お二人とも自前で発注したベルトを締めていました。



海老原さんもキャリア晩年にWBA王座に復帰した際には、ポーンからNBA王座を獲った時に貰ったリングマガジンのベルトではなく、自前で作ったベルトを巻いて初防衛戦に臨んだように思います。



たぶん、WBAの共通ベルトを貰った最初の日本人王者は、渡嘉敷会長だったんじゃないかな・・・

WBCの共通ベルトは渡辺二郎以降ですね。小林光二・友利正のお二人は、確か自前のベルトを締めていたと思います。



初めてWBAのベルトを見た時の違和感は結構大きかったですね。自前だとばかり思っていたら、今後WBAは同じデザインのベルトを巻くことになった(当時は購入するなんて知らなかった)と聞いて、「なんでわざわざカッコ悪いのを作るかな」と思ったものです。



チャンピオンが自前で作るベルトは、どれも凝ったデザインでカッコよく豪華でしたから、WBCの時はさらにショボく見えました。今では「緑のベルト」とかなんとか言ってすっかり定着しましたが、リングマガジンのクラシックなスタイルを指示するオールドファンも多かった。



共通デザインのチャンピオンベルト贈呈を最初に始めたのは、BBBofC(英国の統括機関)です。英国王座(BBBofC British)を3度以上防衛したチャンピオンに、「ロンズデール・ベルト」を贈る伝統が今でも続いています。



ロンズデール・ベルトを持つヘンリー・クーパー(昨年亡くなったヘビー級の名選手)

http://www.mousematstorehouse.com/ja/henry_cooper_with_lonsdale_bel...



Lonsdale Belt Wiki

http://en.wikipedia.org/wiki/Lonsdale_Belt

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